パナソニックとナショナルの違いとは?
松下電器産業がパナソニックに社名変更、ブランド統一するメリットは?

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白物家電

パナソニックとナショナルの違いって、なんですか?
また松下電器産業が「パナソニック」に会社名を変更し、
ナショナルブランドNationalをなくして「パナソニック」Panasonicにブランド名を統一するメリットはなんですか?


松下電器ブランドには、ナショナルとパナソニックの2つのブランドがあります。
ナショナルは、
冷蔵庫や洗濯機、エアコンなど白物家電を中心に、日本国内だけで使っていたブランド名です。
日本国内のみで使われている日本特定ブランドで、主にアプライアンス分野の商品に使われています。

一方のパナソニックは、
テレビやデジタルカメラ、AV機器、パソコンなどに使われていたブランド名です。
海外では、松下電器の白物家電もすべてパナソニックのブランド名で販売していますので、
海外のほぼ全ての商品に、日本国内では主にAVCネットワーク分野、デバイス分野の商品に使われています。


テク二クス

松下が最初に電器製品をアメリカに輸出したとき、
Nationalというブランドが既に他の会社で使われていたため、パナソニックというブランド名を作りました。

その後、日本国内でもパナソニックのブランド名で製品が発売されるようになりました。
それは、AV機器でマニアの支持が高いSONYブランドに対抗しようと、 家電のイメージが強い「ナショナル」ブランドを使わずに、 AV機器はパナソニックに改名したのです。


「テク二クス」Technicsというブランド名も、同じように差別化をはかるために作られたブランドです。
白物家電が作っている家電ステレオなんて・・・という音響マニアに対し、 ナショナル、パナソニックと差別化するためにつけられました。
1965年(昭和40年)に、日本国内向けの高級スピーカーに「テクニクス」ブランドは最初に使用されました。
現在は、家庭用音響機器のテクニクスのブランドはなくなっています。

また「ラムザ」RAMSAは、 プロ用に「一般人が使っている機器は、業務用には使えない」という声に対して、電器製品の差別化を図るために作ったブランド名でした。
業務用機器の「RAMSA」は、旧松下通信工業(現在は、パナソニックシステムソリューションズ社)のブランド名です。


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Panasonic

2008年10月に「松下電器産業」という会社が、この会社名とブランド名の「ナショナル」をやめて、「パナソニック」に社名変更します。 ブランド名も「パナソニック」ひとつになります。

ナショナルも松下の名前も有名だったのに、冷蔵庫や洗濯機などからナショナルの名前が消えます。
社名とブランド名を統一して同じにすると、どんなメリットがあるのでしょうか?


「パナソニックPanasonic」ブランドは、「松下電器産業」の持つ世界的ブランド(グローバルブランド)です。
その名前が、日本国内向けにも浸透していったので、現在ではパナソニックといえば「松下製品」を指すまでになっています。

それで、パナソニック、ナショナル、松下電器産業と3つあった名前を一つに統一して、 消費者にわかりやすくし、知名度をアップさせようというのが狙いです。


海外の企業は、マクドナルド、ルイ・ヴィトン、ベンツ、BMW、コカ・コーラなど、 ブランド名と会社名が同じ企業がほとんどです。
会社名とブランド名が同じだと消費者にわかりやすいし、ブランド名が強まり、他社との差別化がはかれるのです。



実は、2003年に松下電器産業は、ブランド統一を既にしていました。
それまでは欧米でパナソニック、日本・アジアなどで商品ジャンル別にナショナルとパナソニックを使用していたのを、 すべてパナソニックブランドにしました。

でもブランド統一しても、他の会社との競争にあまり勝てなかったようですね。
松下電器は一時は膨大な赤字を出して、あやうい経営状態に陥りましたが、
デジカメ(浜崎あゆみのCM)やDVDレコーダー(ボブサップのCM)、プラズマTVのヒットなどにより、経営再建ができました。

それで今回は、社名とブランド名が違っていたのを、すべて統一することになったわけです。
松下電器産業を松下幸之助さんが創業して、ちょうど90年目に当たります。


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